野菜を楽しむおつまみでの乾杯が何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.2
今回のテーマは、キャベツ×乾物×ビールのマリアージュ。

現在100種類以上あると言われているビアスタイル。
どんな料理にでも合う、キレとのどごしを楽しむ我が国で一般的な"ラガー"タイプは、色が薄く発酵の度合いが高いものが多いのが特徴。対して"エール"タイプは、香りと味わいの組み合わせで色々なバリエーションがあり、ワインのようにその個性を楽しむことができます。

お好みのビールを見つけたら、ぴったりの野菜のおつまみを作り、至福の一杯を。
常備できる乾物とキャベツの旬菜パワーで、健康的なお酒時間のヒントになれば嬉しいです。

レシピアイデア集～キャベツと切り干し大根のザワークラウト風

キャベツと切り干し大根のうまみがダブルで美味しい、即席の作り置きおつまみ

【材料】

• キャベツ 2分の1玉（約500g）
• 切り干し大根 30g
• 塩 13g（キャベツの重量の約2.5％）
• 白ワイン 200㎖

＜A＞

• 米酢 大さじ3
• 砂糖 小さじ2
• クミンシード 小さじ2分の1
• ローリエ 2枚

【作り方】

1. キャベツは5㎜幅の細切りにして、塩をふって軽く混ぜてしばらく置き、しんなりして水気が出たら手でよくしぼる。切り干し大根は数回水を替えながらしっかりもみ洗いし、たっぷりの水に10分ほど浸して、水気をよくしぼったら食べやすいサイズに切る。
2. 厚手の鍋に白ワインを入れ、中火にかけて半分ほど煮詰まったら(1)と＜A＞を入れる。時々軽く混ぜながらフタをして、弱火で15分ほど蒸し煮にする。

• 清潔な保存容器で１週間ほど保存が可能。2日目から味がなじんで、より美味しくなります。
• ソーセージやベーコンとの相性が良いので、サラダやスープなどに展開できます。

【乾杯メモ】

ペアリングのヒント
"ビールと同じ国の料理は相性抜群！" 同じ国の料理×ビールはテッパンの美味しさ。
メニューを考える際には、まず「その国ではどんな料理が食べられているか？」「味は甘い？辛い？酸っぱい？」「どんな野菜や調味料を使っているか？」「日本では何で代用できるか？」など、イメージを膨らませていくと相性抜群のおつまみに近づきます。