野菜を楽しむおつまみでの乾杯が何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.2
今回のテーマはキャベツ×乾物×ビールのマリアージュ。
現在100種類以上あると言われているビアスタイル、どんな料理にでも合うキレとのどごしを楽しむ我が国で一般的な「ラガー」タイプは色が薄く発酵の度合いが高いものが多いのが特徴。
対して「エール」タイプは香りと味わいの組み合わせで色々なバリエーションがあり、ワインのようにその個性を楽しむことができます。
お好みのビールを見つけたら、ぴったりの野菜のおつまみを作り至福の一杯を。
常備できる乾物とキャベツの旬菜パワーで健康的なお酒時間のヒントになれば嬉しいです。
乾しいたけやキャベツの深い甘みと黒ビールのほろ苦さがマッチした簡単だけれどコクうまな一品
<A>
※ビールはスタウトタイプを使用して下さい。
<飾り用>
下準備
乾しいたけ
原木栽培のしいたけを乾燥させている大分県産などをはじめ国産がおすすめ。
低温でじっくり戻すとうまみアップ。湿気に弱いので保存は乾燥剤と共に密閉容器に入れて冷蔵庫(野菜室は避ける)で保存。保存袋などを使って浸るまで冷水を注ぎ、空気を抜いて冷蔵庫で一晩戻すと軸や戻し汁まで美味しく食べられます。
ペアリングのヒント
"ビールの味と同じ味&料理の色を合わせれば相性抜群!"
和食では日本酒を、洋食ではワインやブランデーなどを料理に使い、食事の際にそれぞれの美酒とのマリアージュを楽しむように…ビールを使った料理×ビールとの相性は最高。また料理とお酒の色味を合わせると口内での味わいやのどごしがマッチしやすいのでおつまみを考える際のヒントになります。
筆者
土田 美緒
料理研究家/野菜ソムリエプロ/調理師
レストランの厨房に立ち日々食材に触れながら、「Enjoy Vegetable!おいしく・楽しく・続ける」の活動コンセプトのもと、野菜や果物の摂取量の底上げが体と心の健康を保ち、社会の良い循環を生むと信じて料理教室、レシピ提案、実演販売など幅広く活動中。
さっと気軽に作れてお酒がすすむ野菜のおつまみ【酒菜—さかな】の紹介や、お酒×野菜のペアリング提案を得意とする。