フレマルの農産物栽培法定義について

フレマルでは、定義が曖昧なオーガニック栽培や有機栽培等の栽培方法を以下のように定義し、特に慣行栽培以外の特別な栽培方法である場合には「栽培履歴」を見える化したうえで出品することをルールとしています。
万が一、「自然栽培」等のハッシュタグが付与されていても、栽培履歴等が添付されていない商品を発見した場合は、お手数ですが運営者までご報告ください。

フレマルがハッシュタグにより定義する農産物の栽培方法と
以下のハッシュタグを付与する場合のルール

作物の見た目の
イメージ
自然栽培の見た目のイメージ BLOF栽培の見た目のイメージ 有機JAS認証の見た目のイメージ 特別栽培農産物の見た目のイメージ 慣行栽培の見た目のイメージ
栽培名称 自然栽培 BLOF栽培 有機JAS認証 特別栽培農産物 慣行栽培
農薬 なし 無農薬または
有機JAS認定資材を使用
有機JAS指定農薬のみ
使用可
慣行栽培の50%以下 あり
肥料 なし 基本的に有機JAS
認定資材を使用
有機JAS指定肥料のみ
使用可
慣行栽培の50%以下 あり
収穫量 少な目 慣行栽培同様
もしくはそれ以上
やや少なめ やや少なめ 標準
生育期間 日数がかかる 品種品目にもよるが
慣行と同等かやや早い
やや日数がかかる やや日数がかかる 標準
販売価格 高め やや高め やや高め やや高め 標準
自然栽培(しぜんさいばい)

無農薬・無肥料を基本に栽培された農産物を指します。土が持っている作物を育てる力を発揮させ、土に余計なものを加えないことが基本です。さらに、過去に土に加えられた不要なものを積極的に抜き出すことにも注力し栽培されています。 自然栽培といっても、放任栽培ではありません。土を起し、土壌の循環力を高めるなどの工夫が施されている場合があります。
また、完全な無肥料ではなく、土の状態によっては、生産者が自家培養した循環型堆肥や有機JAS適合資材を少量加えて土づくりを行っている場合もあります。

フレマルでは、「自然栽培」とハッシュタグを付与する場合、どのような栽培方法であるか「栽培履歴」や農園主の自然栽培に対する考え方をアカウントのプロフィール欄や商品説明に掲載したうえで出品するルールとしています。

BLOF栽培(ぶろふさいばい)

一般社団法人日本有機農業普及協会の提唱するBLOF理論に基づき栽培された農産物を指します。BLOF理論は、「Bio Logical Farming:生態系調和型農業理論」です。

BLOF理論に基づく有機栽培技術は、
①植物生理に基づいたアミノ酸の供給
②土壌分析・施肥設計に基づいたミネラルの供給
③太陽熱養生処理による土壌団粒の形成、土壌病害菌の抑制と水溶性炭水化物の供給による地力の向上
により、高品質・高栄養価・多収穫を実現するものです。
BLOF理論に基づく有機栽培技術は、栄養価が高く、硝酸イオンが低い作物を生産することが可能と言われています。食味への評価が高く、安定した収穫量であることも特徴です。

BLOF理論についての詳細は
https://japanbiofarm.com/blof/about-blof.html
こちらのサイトをご参照ください。(外部サイトへジャンプします)

フレマルでは、「BLOF栽培」というハッシュタグを付与する場合、このようなBLOF理論に基づき計画的に栽培され、栽培履歴等でBLOF理論で栽培されたことが明確に判別できるよう掲載し出品することをルールとしています。

有機JAS認証(ゆうきじゃすにんしょう)

農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。
有機食品のJASに適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。

この「有機JASマーク」がない農産物、畜産物及び加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。必ず、登録認証機関の検査を受け認証された商品のみを出品してください。未検査で「有機JAS認証」と掲載した場合は、即時退会処分とすることをルールとしています。

特別栽培農産物(とくべつさいばいのうさんぶつ)

その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物です。 特別栽培農産物と表示する場合には、節減対象農薬と化学肥料双方の節減が必要です。 なお、節減対象農薬を使用しなかった場合、「節減対象農薬:栽培期間中不使用」との表示になります。

フレマルでは、「特別栽培農産物」のハッシュタグを付与して販売する場合、農林水産省のガイドラインに基づいて、以下の内容を「商品説明欄」に記載するか、表示ラベルを商品画像箇所に掲載することをルールとしています。

<特別栽培農産物とハッシュタグを付与する場合の必須掲載事項と記載例>

農林水産省新ガイドラインによる表示
特別栽培農産物
農 薬:栽培期間中不使用
化学肥料(窒素成分):栽培期間中不使用
栽培責任者 フレマル太郎
住所 新潟県新潟市中央区〇〇町1-1
連絡先 ℡025-222-XXXX
確認責任者 フレマル花子

慣行栽培(かんこうさいばい)

慣行栽培(かんこうさいばい)とは普通一般に行われている栽培方法で、通常生産過程において農薬や化学肥料を使用する従来型の栽培方法。慣行的に使用される農薬の使用時期や回数、及び化学肥料の窒素成分量等は、栽培が行われる地域において定められており、「地域慣行栽培基準」が各地域で提示されています。

フレマルでは、通常、慣行栽培で栽培された農産物にはハッシュタグは付与されません。

ハッシュタグの使用ルールを守って、安心の取引を
~フレマルで健全なマーケットをつくり、一緒に付加価値化を促進しましょう~

フレマルでは、特別で付加価値の高い栽培方法の食材を安心してお取引いただくため、情報公開(栽培履歴などの見える化)を大切にしています。 安心な食材の生産・販売には、情報公開が重要であること、そしてそのことがこれらの農産物の付加価値をさらに高め、「選ばれる理由」となることを理解し、出品者(生産者)の方はルールを遵守したうえで、情報公開に務めていただきますようお願いいたします。

なお、本定義は定期的に見直され、改定されることがあります。
改定となった場合は、随時フレマル内のお知らせや、メールマガジンにて通知いたします。

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