野菜を楽しむおつまみでの乾杯が何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.4
今回から「野菜ひとつ」とシンプルな材料だけで美味しく作れる、野菜そのものを楽しむ酒菜をご紹介してまいります。さまざまなアレンジが効くので、その日の飲み物や季節の食材に合わせて、変化を楽しむのもおすすめです。
旬菜でおつまみを作り至福の一杯を。
健康的なお酒時間のヒントになれば嬉しいです。
レシピアイデア集~パプリカとオイルサーディンのアイオリソース焼き
オーブンでじっくりと加熱して甘味が増したパプリカとソースに絡んだ具材が絶妙。見た目にも楽しい一品です。
【材料】2人分
- パプリカ1個
- オイルサーディン 1缶(100g程度)
- ゆで卵 2個
- ピザ用チーズ 適量
- パセリ(みじん切り)適宜
<A>
- マヨネーズ 大さじ4
- オイルサーディンの油(なければオリーブ油) 大さじ1
- にんにくのすりおろし(チューブも可) 小さじ1
【作り方】
- パプリカは縦半分に切って、ヘタを残したまま種とわたをきれいに除く。
- ゆで卵は一口大の乱切り、オイルサーディンは2㎝幅くらいに切る。
- ボウルに<A>を入れてよく混ぜ、(2)を加えてさっくりと混ぜる。
-
(1)のパプリカの中に(3)を等分に詰めて、ピザ用チーズを乗せる。
天板に並べて、パプリカにアルミホイルを被せ、予熱したオーブン200度で15分焼く。
アルミホイルを外して、焼き色がつくまで追加で3分ほど焼く。
お好みでパセリを散らせば完成。
- 焼く際はパプリカが水平になるように、くしゃっと丸めたアルミホイルで調整するとチーズが流れ落ちず、きれいに仕上がる。
【アレンジのヒント】
- パプリカを横切りにして、ヘタの部分を蓋として使ってもさらに見た目が楽しい一品に。
- 具材をツナ、ゆでエビ、ウインナー、パンチェッタなどに変えたり、ホワイトソースやケチャップライスなどを詰めるとボリュームUP。
- ソースにレモン果汁、黒胡椒、粒マスタード、カレーパウダーなど加えるとバリエーション広がり◎。
筆者
土田 美緒
料理研究家/野菜ソムリエプロ/調理師
「Enjoy Vegetable!おいしく・楽しく・続ける」のコンセプトのもと、野菜や果物の摂取量の底上げが体と心の健康を保ち、社会の良い循環を生むと信じて、料理教室、実演販売、メニューやレシピ開発、コラム執筆など幅広く活動中。
外食向け青果・総合食材を扱う会社の社員食堂やビストロの厨房で研鑽を積み、素材の持つ味わいや季節感を大切にした「野菜が主役」の料理提案を得意とする。