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レシピアイデア集~セロリの葉と桜海老のエスニックチヂミ
レシピアイデア集

野菜を楽しむおつまみでの乾杯が何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.3
今回のテーマは【セロリ×スパイス×ワイン】のマリアージュ。

数万年に渡って薬や調味料として、医食同源的に使われてきたスパイス。
食生活の多様化や健康志向の高まりなどと共に、最近では簡単にさまざまなスパイスが手に入り、より身近な存在に。
料理に美味しそうな香りをつけて食欲をそそったり、魚や肉といった素材の臭みを抑えてくれたりと、スパイスを活用すればより料理が味わい深く、また面白くなります。

旬菜でおつまみを作り至福の一杯を。
健康的なお酒時間のヒントになれば嬉しいです。

レシピアイデア集~セロリの葉と桜海老のエスニックチヂミ

口に入れるとふんわりカレーの風味が広がる、セロリの葉が主役のおつまみチヂミです。

【材料】2人分(26㎝のフライパンを使用)

  • セロリの葉と細い茎 50g
  • 玉ねぎ 4分の1個(40g)
  • 桜海老 大さじ2

<A>

  • 卵 1個
  • 薄力粉 50g
  • 片栗粉 30g
  • 水 60㎖
  • ガラムマサラ 小さじ1
  • 醤油 小さじ2
  • 塩、こしょう 適量

<たれ>

  • 醤油 大さじ1
  • 米酢 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • ごま油 小さじ1
  • すりごま 適量
  • ごま油 適量

【作り方】

  1. セロリの葉は食べやすいサイズに手でちぎり、細い茎は2㎝幅に切る。玉ねぎは薄切りにする。
  2. <A>をよく混ぜ合わせて生地を作る。桜海老と(1)を加えてさっくり混ぜる。
  3. フライパンにごま油をひき、(2)の生地を流し入れて全体に広げて平らにし、中火で加熱する。
  4. そのまま5分ほど焼いて、こんがりしたら裏返して、フライパンの縁から少量のごま油を回し入れる。ヘラなどで押さえながら、こんがりするまで焼く。
  5. 食べやすくカットして皿に盛り付ける。

※裏返した後にごま油を足すことで、表面がカリッとした食感を楽しめます。
※そのままでも美味しく食べられますが、タレを付けるとお酒がさらに進みます。

【スパイスメモ】

ガラムマサラ

ガラムマサラ 通常3〜10種類のスパイスを独自の配合でミックスした、インドを代表するミックススパイス。肉や野菜の炒めもの、煮もの、焼きものなどの下ごしらえなどに幅広く使え、各種料理を手軽にインド風にアレンジができて便利。
ヒンディー語で、ガラムは「温かい、熱い」マサラは「(混合)スパイス」の意味。似たようなスパイスが配合されているカレー粉はイギリス発祥、色付けのためのターメリックが配合されていることが多いが、ガラムマサラには入らないことが多い。

【乾杯メモ】

今回のチヂミの主役はセロリの葉。
ワイルドな香草感もあり、醤油ベースのタレとも相性が良いので細やかな酸味のある赤ワイン(渋みが強いワインはチヂミとのペアリングには向かない)、またエスニックに仕上がっているので甘みを感じるぐらい果実味が凝縮された赤ワインもおすすめです。

筆者
土田 美緒

料理研究家/野菜ソムリエプロ/調理師
レストランの厨房に立ち日々食材に触れながら、「Enjoy Vegetable!おいしく・楽しく・続ける」の活動コンセプトのもと、野菜や果物の摂取量の底上げが体と心の健康を保ち、社会の良い循環を生むと信じて料理教室、レシピ提案、実演販売など幅広く活動中。
さっと気軽に作れてお酒がすすむ野菜のおつまみ【酒菜—さかな】の紹介や、お酒×野菜のペアリング提案を得意とする。

土田 美緒

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