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レシピアイデア集~ほうれん草のサラダガレット
レシピアイデア集

レシピアイデア集〜ほうれん草のサラダガレット

ガレットの発祥は、フランスの北西部にあるブルターニュ地方。海に面している漁業が盛んな地域です。
新鮮な海の幸が豊富に楽しめる一方で雨量が多く湿度が高いため、小麦の栽培に適さないことからそば粉を使った料理が豊富にあり、ガレットは地域を代表する郷土料理になっています。

以前、パリの有名なガレット専門店でいただいた「ガレットのサラダ添え」をヒントに、赤軸のサラダほうれん草を盛り付けました。チーズ風味のドレッシングがよく合います。
本場ではガレットとシードルが名コンビですが、白ワインやスパークリングワインとの相性も抜群です。
朝食やブランチには、コーヒーや紅茶とともにお楽しみ下さい。

■材料(2枚分)

【生地】

  • そば粉 100g
  • 岩塩 ひとつまみ
  • 卵 1個
  • 水 150ml
  • 牛乳 50ml

【具材】

  • 卵 2個
  • 溶けるチーズ 100g
  • マッシュルーム 150g
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ブラックペッパー 少々
  • ベーコン 4枚
  • 赤軸サラダほうれん草 1株
  • ミニトマト 適量

★サラダに入れる野菜はお好みで。

【ドレッシング】

  • オリーブオイル 大さじ1
  • マヨネーズ 大さじ1
  • パルメザンチーズ 大さじ1
  • 塩 少々
  • 砂糖 小さじ2
  • ブラックペッパー 少々
  • レモン汁 小さじ1
  • 白ワインビネガー 小さじ2

作り方

  1. ガレットの生地を作る。
    • ボウルにそば粉と岩塩を入れて、ホイッパーでよく混ぜ合わせる。
    • 水を加え、粉っぽさが無くなるまでよく混ぜる。そこに溶いた卵と牛乳を加え、滑らかになるまで混ぜる。
    ★生地がホイッパーから、すーっと落ちるくらいが目安。
  1. 材料の下準備をする。
    • ミニトマトは、横1/2にカットする。
    • サラダほうれん草は水洗いした後、水気を切り、ザクザクと食べやすい大きさにカットする。
    • ベーコンは半分に切っておく。
    • マッシュルームは、食べやすい大きさにカットする。
  2. ドレッシングを作る。
    • ボウルにドレッシングの材料を入れて、混ぜ合わせる。
  1. フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れ、ベーコンとマッシュルームを軽くソテーして取り出す。
  1. 大きめのフライパンにオリーブオイル(小さじ2)を入れ、ガレットの生地を広げて焼く。
    表面が乾いて来たらベーコン、マッシュルーム、チーズで土手を作り、中央に卵を割り入れてふたをして2分蒸し焼きにする。
    黄身の状態を確認し、表面が白っぽく半熟になったところで生地の四隅を内側に折り曲げ、皿に盛り付ける。
  1. サラダほうれん草、ミニトマトを飾ってドレッシングをかける。

Health & beauty Point

サラダほうれん草は、加熱しないでそのまま食べられるように品種改良されています。そのため、加熱で失われてしまう栄養成分を損なわずに、摂取することができます。

おもに加熱に弱いビタミンCが摂れることにメリットがあり、豊富に含まれる鉄分の吸収を助けてくれるのも魅力です。
また、動物性のたんぱく質と一緒に摂ることで、鉄の吸収率が高まります。ほうれん草料理にベーコンや卵、乳製品を組み合わせたものが多いのは、味だけではなく栄養のバランスもベストな組み合わせといえます。

筆者
清野 朱美

作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。
調理師やベジフルビューティーアドバイザー等の専門知識を活かし、美と健康を叶える野菜レシピを、TV番組や料理教室などから発信中。
2014年12月、野菜&果物の"機能性"に焦点をあてた初のレシピ本「KINOH Vegetable & Fruit Recipe Book」を執筆及び監修。
趣味は野菜をテーマに旅すること。

清野朱美

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