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レシピアイデア集~長ねぎとアンチョビのパスタ
レシピアイデア集

野菜を楽しむおつまみでの乾杯が、何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.1

今回のテーマは【長ねぎ×発酵食品×日本酒のマリアージュ】
発酵と長ねぎの旬菜パワーで免疫力UP! "健康的なお酒じかん"のヒントになれば嬉しいです。

レシピアイデア集〜長ねぎとアンチョビのパスタ

生と加熱した異なる食感や風味を楽しむ、長ねぎが主役のパスタです。

■材料(2人分)

  • スパゲティ 160g
  • 長ねぎ 2本
  • オリーブオイル 大さじ4
  • にんにく 2片分 ※みじん切り
  • アンチョビフィレ 6枚(18g)※みじん切り
  • 赤唐辛子 1本 ※ヘタと種を取り、手で荒くちぎる
  • 塩 適量
  • 粗挽き黒こしょう 適量

■作り方

【下準備】

  • 長ねぎの白い部分を各5㎝ほどカットして白髪ねぎにしたら、水にさらしてよく水気を切っておく。
  • それ以外のねぎは青い部分も全て2〜3㎜の斜め切りにし、耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで1分加熱する。
  1. 冷たいフライパンにオリーブオイル・にんにく・赤唐辛子を入れて弱火にかけ、香りが立ったらアンチョビを加え、木べらで崩しながら温める。
    軽く色付いたら火を止め、レンジで加熱したねぎを加え、炒め合わせて余熱で火を入れておく。
  2. 鍋に2ℓの湯をわかして塩 20g(分量外)を加え、スパゲティをアルデンテにゆでる。
  3. ゆであがる直前にフライパンにゆで汁(大さじ4)を加え、強火で手早く乳化させ、塩・粗挽き黒こしょうで味をととのえる。スパゲティを加え、ざっと混ぜ合わせる。
  4. 器に盛り、白髪ねぎを乗せる。

※熱いうちに白髪ねぎをスパゲティと絡めながら、お召し上がりください。

■発酵食品メモ

アンチョビ
カタクチイワシを数ヶ月塩漬けして発酵させ、オリーブオイルに漬けて保存した、ヨーロッパ発祥の発酵食品。カルシウムが豊富に含まれ、骨や歯の強化・整腸作用・ビタミン補給などの効能が期待できます。

■乾杯メモ

加賀鳶

加賀鳶 山廃純米 超辛口(石川県) 合成乳酸を使用しない、伝統の山廃酒母で丁寧に仕込まれた純米酒。絶妙な酸味と深みのあるコクとキレが共存するこの超辛口のお酒は、しっかりと冷やすことでさらにキリッとした印象に。

まろやかなねぎの甘みをまとい、アンチョビがほのかに香るオイルベースのパスタと、口に広がるシャキシャキ白髪ねぎの余韻が良く合います。

筆者
土田 美緒

料理研究家/野菜ソムリエプロ/調理師
レストランの厨房に立ち日々食材に触れながら、「Enjoy Vegetable!おいしく・楽しく・続ける」の活動コンセプトのもと、野菜や果物の摂取量の底上げが体と心の健康を保ち、社会の良い循環を生むと信じて料理教室、レシピ提案、実演販売など幅広く活動中。
さっと気軽に作れてお酒がすすむ野菜のおつまみ【酒菜—さかな】の紹介や、お酒×野菜のペアリング提案を得意とする。

土田 美緒

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