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レシピアイデア集〜長ねぎグラタン【ゆずこしょう風味】
レシピアイデア集

野菜を楽しむおつまみでの乾杯が何よりのご褒美♪
そんな野菜ソムリエがお伝えする「酒菜レシピ」vol.1

今回のテーマは【長ねぎ×発酵食品×日本酒のマリアージュ】
発酵と長ねぎの旬菜パワーで免疫力UP! "健康的なお酒じかん"のヒントになれば嬉しいです。

レシピアイデア集〜長ねぎグラタン【ゆずこしょう風味】

だしでくたっと煮た長ねぎの甘さと、ゆずこしょう風味がさわやかな、ねぎホワイトソースでとろりといただく一品です。

■材料(2人分)

  • 長ねぎ 3本
  • だし 300㎖
<ホワイトソース>
  • バター 20g
  • 薄力粉 20g
  • 牛乳 300㎖
  • ゆずこしょう 大さじ2分の1(9g)
  • 塩 適量
  • シュレッドチーズ 150g

■作り方

【下準備】

  • 長ねぎの白い部分は5㎝ほどの長さに切って、鍋に長ねぎ・だし汁を入れて火にかけ、沸いたら弱火で15分煮ておく。
  • 長ねぎの青い部分は、2〜3㎜幅の斜め切りにする。
  1. フライパンにバターを溶かし、長ねぎの青い部分と塩ひとつまみを加えて炒める。
  2. とろみが出て、ねぎがしんなりしたら、一度火を止める。薄力粉を加え、弱火で粉っぽさがなくなるまでよく炒め合わせる。
    まんべんなく長ねぎに絡んだら、少しずつ牛乳を加えて伸ばすようにソースにする。
    ゆずこしょうを加えてよく混ぜ合わせ、塩で味を調える。
  3. 耐熱皿にだし汁で煮た長ねぎを並べ、(2)のソースをかける。チーズを乗せ、予熱した200度のオープンで、美味しそうな焼き色がつくまで10〜12分ほど焼く。

※ゆずこしょうによって塩分が異なるので、お好みで調整して下さい。
※ねぎを煮ただしは、お味噌汁などに再利用できます。

グラタン断面図

■発酵食品メモ

チーズ
紀元前4000年頃には存在した、と言われる歴史の古い発酵食品。
家畜の乳に乳酸菌や凝固酵素を加えて発酵・熟成させ、その際に白かびや青かびを使ったり塩水に漬けるなど、さまざまな種類があります。強力なカルシウムで骨の強化や精神状態を安定させてくれたり、消化促進などの効果も期待。

ゆず、唐辛子、塩などの原料を発酵させて作るゆずこしょうも、れっきとした発酵調味料です。

■乾杯メモ

八海山

発泡にごり酒 八海山(新潟県) 言わずと知れた、南魚沼の豊かな自然の中で雪国文化と共に育てられる、清らかなお酒を造り続けている酒造。

食前酒としてはもちろんチーズなど濃厚な味の料理との相性も良く、口に含むと優しい炭酸の泡が心地よく弾け、爽やかな酸味と華やかな香りが、まるで白ワインにも似たマリアージュを楽しめます。

筆者
土田 美緒

料理研究家/野菜ソムリエプロ/調理師
レストランの厨房に立ち日々食材に触れながら、「Enjoy Vegetable!おいしく・楽しく・続ける」の活動コンセプトのもと、野菜や果物の摂取量の底上げが体と心の健康を保ち、社会の良い循環を生むと信じて料理教室、レシピ提案、実演販売など幅広く活動中。
さっと気軽に作れてお酒がすすむ野菜のおつまみ【酒菜—さかな】の紹介や、お酒×野菜のペアリング提案を得意とする。

土田 美緒

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