フレマルでは皆様のレシピアイデアのお役に立てるよう、野菜ソムリエの皆様のご協力のもと、旬の野菜が美味しいレシピをご紹介します。
「コンフィチュール(confiture)」はフランス語の「コンフィット(confit)」からきています。
コンフィットとは「砂糖、酢、オイルなどに漬けた」という意味を持ち、食材を保存することを目的としています。
コンフィチュールはジャムによく似ていますが、煮詰める時間や加える砂糖の量、保存期間の違いがあります。
より手軽に作れて果物のフレッシュ感が残るものを、私はコンフィチュールと呼んでいます。
★りんごの品種は、紅玉・ジョナゴールドなど、酸味の強い品種がおすすめ。
以下の材料をミキサーで撹拌します。
りんごのコンフィチュールはアレンジレシピ以外にも、パンやヨーグルトにトッピングしたり、ステーキのソースや生姜焼きのたれにもよく合います。
疲れを取るのも1日1個のりんご。
果物には、エネルギー代謝に必要な"ビタミン"や"クエン酸"などの、有機酸が豊富に含まれています。
りんごから発見されたことに由来する"リンゴ酸"も、クエン酸同様に体に溜まった乳酸を分解する作用があり、疲労回復効果が期待されています。
筆者
清野 朱美
作り手の"想い"と自然が生み出す野菜の美しさに魅了され、2012年に野菜ソムリエの最高峰資格「野菜ソムリエ上級Pro.」を取得。
調理師やベジフルビューティーアドバイザー等の専門知識を活かし、美と健康を叶える野菜レシピを、TV番組や料理教室などから発信中。
2014年12月、野菜&果物の"機能性"に焦点をあてた初のレシピ本「KINOH Vegetable & Fruit Recipe Book」を執筆及び監修。
趣味は野菜をテーマに旅すること。